横浜カーボンオフセットプロジェクト

A. Case Study Overview

1.  事業名/ Activity/ Project Title:
横浜カーボンオフセットプロジェクト
2.  テーマ/Themes:
Climate Change
3.  要旨/Summary:  

横浜市では、Zero Carbon Yokohamaを目指す取組のひとつとして、2018年7月より、大規模国際スポーツイベントへ向けた「横浜カーボンオフセットプロジェクト」に取り組んでいる。本事業に応募いただいた市民・事業者のCO2削減分を用いて、ラグビーワールドカップ2019TMの横浜市内での開催に伴い排出された約308t-CO2のカーボンオフセットを行い、差引ゼロとなった。

4.  セクター/Sector:
City : 横浜市温暖化対策統括本部
5.  実施期間/Implementation Period:

2018年7月 ~ 2019年11月

6. 実施場所/Project Site :
横浜市内
7.  関係機関/Stakeholders&Partners:
横浜市地球温暖化対策推進協議会 

B. Objective:

8.  目的/Objectives:
大規模スポーツイベントへ向けて、市民・事業者の省エネ等の取組によるCO2削減活動を広く呼びかけ、大会のカーボンオフセットに役立てる。

C. Activities

9.   活動プロセス/Activities:

一般部門(省エネ行動部門/LED部門/省エネ機器等部門/ウォーキング部門/植樹部門)・学生部門・事業者部門に分け、省エネ等の取組によるCO2削減活動に取り組む市民・事業者を幅広く募集した。参加者から集めたCO2削減分を「横浜カーボンオフセットプロジェクト」でいったんとりまとめ、大規模スポーツイベントが開催されたあと、この削減努力分をカーボンオフセットに役立てた。

なお、学校部門においては、参加を呼び掛けるチラシに行動科学の知見(ナッジ)を取り入れる試みを行った。

D. Challenges and solutions:

10.  課題/Challenges and solutions:

実施期間中は、ラグビーワールドカップ2019TMという大規模国際スポーツイベントが開催され、カーボンオフセットする対象が明確であり、市民に広く参加を呼びかけることが出来た。今後も取組を継続していくためには、このような大規模スポーツイベント以外にもオフセットの対象を広げていくことや、市民への参加の呼びかけ方を工夫していくことが必要である。

E. Outcomes and Impacts:

11.成果・影響/Outcomes&Impacts:

ラグビーワールドカップ2019TMの横浜市内での開催に伴い排出されたCO2は6試合で約308t-CO2である。一方、市民・事業者により削減されたCO2は、市民部門で約269t-CO2(参加人数:約34,000名)、事業者部門で約729t-CO2(参加事業者数:6者)であり、差引排出ゼロとなった。Zero Carbon Yokohamaの達成に向けて、行政・企業・市民が一体となって取り組んだ成果である。また、学校部門では、行動科学の知見(ナッジ)の活用やRCTによる効果検証の結果、社会的な動機づけを行うメッセージが効果的であると判明した。このようなエビデンスに基づく政策立案(EBPM)は重要であり、今後の普及啓発にも生かしていく。

F. Budget:

12. 予算/Budget:

¥10,000,000(2018年度・2019年度の2か年合計)

13. 財源/Source:
市費