【ITTO】トーゴ・ブリタ(Blitta)県およびラックス(Lacs)県の女性グループによる森林景観回復支援
A. Case Study Overview
- 1. 事業名/ Activity/ Project Title:
- トーゴ・ブリタ(Blitta)県およびラックス(Lacs)県の女性グループによる森林景観回復支援
- 2. テーマ/Themes:
- Climate Change, Infrastructure, SDGs
- 3. 要旨/Summary:
創価学会との協力で森林再生を通じたトーゴの女性のエンパワメントに貢献
- 4. セクター/Sector:
- Organization : ITTO
- 5. 実施期間/Implementation Period:
-
2020年 9月 ~
- 6. 実施場所/Project Site :
- トーゴ・ブリタ(Blitta)県およびラックス(Lacs)県
- 7. 関係機関/Stakeholders&Partners:
- 創価学会
B. Objective:
- 8. 目的/Objectives:
- 森林再生を通じたトーゴの女性のエンパワメント
C. Activities
- 9. 活動プロセス/Activities:
D. Challenges and solutions:
- 10. 課題/Challenges and solutions:
-
トーゴでは、人口増加、農業の拡大、乱開発、極端気象現象、持続可能な森林経営を行う地元の人々の能力不足が森林を圧迫し急速な減少を引き起こしており、食料の安全保障、木材の供給や生計に負の影響を与えています。農村コミュニティの女性は性別による不平等によって最も大きな影響を受けています。
E. Outcomes and Impacts:
- 11.成果・影響/Outcomes&Impacts:
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この活動は、トーゴで最も貧しい2つの県、ブリタ県とラック県に於いて、食糧の安定供給への貢献、地元の燃料エネルギー需要への対応、林業とアグロフォレスト(森林農業)による収入の確保を目的に、女性グループへの支援を行っています。この活動には100人の女性が参加し、12カ月間で約3万本の熱帯林の苗木を植え、これらの苗木により、8ヘクタールの植林地と12ヘクタールのアグロフォレスト(7ヘクタールの苗木とトウモロコシ、5ヘクタールの苗木と大豆)を含む20ヘクタールの荒廃した土地の回復に取り組みました。このアグロフォレストはすでに大きな経済的収入を得ており、植林された木々は最終的に地元のエネルギー需要と木材需要を満たすことになります。2つの女性グループは現在、植林面積を2倍に拡大し、トーゴにおける苗木の生産と販売でリーダーシップをとりたいと考えています。
F. Budget:
- 12. 予算/Budget:
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¥10,000,000
- 13. 財源/Source:
- 創価学会、ITTO