KDDIスマホ・ケータイ安全教室

A. Case Study Overview

1.  事業名/ Activity/ Project Title:
KDDIスマホ・ケータイ安全教室
2.  テーマ/Themes:
SDGs
3.  要旨/Summary:  

KDDIは、「豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献する」という企業理念のもと、「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」を推進している。
「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」では、日本全国の小学校、中学校、高校などへ認定講師がお伺いし、子どもたちがスマホ・ケータイを利用する際に守ってほしいルールやマナー、覚えておいてほしいスマホ・ケータイやインターネットにかかわるトラブルや事件・事故に巻き込まれないように、子どもたちが自らの判断でリスクを回避する能力を身に付けていただくための講座を実施している。
2005年度の取り組み開始以来、累計の開催回数は3.3万回、累計受講者数は611万人を超えた。講座内では、国内で実際に起きたトラブル事例をもとに製作した動画を使用し、子どもたちの人権を守りながら、安全に情報通信を利活用いただけるよう取り組んでいる。

4.  セクター/Sector:
Others : KDDI 財団 (KDDI株式会社)
5.  実施期間/Implementation Period:

2005年 ~ 現在

6. 実施場所/Project Site :
日本全国
7.  関係機関/Stakeholders&Partners:
小・中学校及び高等学校

B. Objective:

8.  目的/Objectives:
KDDIは通信サービスを提供する企業として、子どもたちがトラブルに巻き込まれることなく、スマホ・ケータイなどの通信機器を安心・安全に利用していただくための取り組みとして、本教室を実施している。

C. Activities

9.   活動プロセス/Activities:

1. スマホ安全教室の概要
対象者:小学生・中学生、高校生、特別支援学校生など
所要時間: 45分程度 (小学生)、50分程度 (中学生/高校生)
会場:学校内 (体育館、視聴覚教室など)
開催形式:KDDIスマホ・ケータイ安全教室認定講師 (注) が学校などに伺い、スライド資料、映像教材などを使用し、講座を実施する。開催前には講師がご担当の方との綿密な打合せを行い、講座を実施する。 (注)KDDIスマホ・ケータイ安全教室を担当するための認定試験合格者
対象地域:全国
費用:無料 (教材、講師派遣に関する費用はかからない)

2. 教材
教材は、子どもたちの年齢に即した「いま」のテーマを取り上げ、トラブル事例動画を見ながらポイントを解説している。2019年度に追加したテーマは、「文字コミュニケーショントラブルやSNSを使用したいじめ(教材例:今度はわたし!?)」「ゲームや動画サイト、SNSなどスマホ・ネットへの依存(教材例:取り戻したい時間)」「投稿動画の映り込みをきっかけとしたトラブル(教材例:素敵な先輩)」です。
1) 初級クラス
スマホ・ケータイをまだ持っていない、または、持ち始めて間もない子どもたちに起こりやすいトラブル事例を、親しみやすいキャラクターのアニメーションで紹介する。アニメーションを振り返りながら、どんなルールやマナーが必要かを考える。
「ながらスマホは危険がいっぱい!」
「歩きながら」「自転車に乗りながら」などの「ながらスマホ」は大変危険であると同時に、他の人にも迷惑をかける。スマホ・ケータイを使う場所や状況に応じた基本的なルールやマナーを学ぶ。

2) 中・上級クラス
小学校中・高学年に起こりやすいトラブル事例を、「怖さ」を実感いただける動画等を使って紹介。トラブルを回避するためのポイントや、万一トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法を学ぶ。

 

「ネットでの仕返し…その結末は」

子どもたちは、悪ふざけの写真も気軽に撮影する。しかし、いつその写真がインターネットに流出するかわからない。また、ネット上で書いた悪口や、友達を侮辱する行為は、罪に問われる可能性もある。

D. Challenges and solutions:

10.  課題/Challenges and solutions:

日本では、スマホ・ケータイの普及により、その利用者の低年齢化が加速している。同時に、子どもたちがトラブルに巻き込まれるケースも増え、またそのトラブルも多種多様化してきている。これに伴い、学校関係者や保護者からの講座開催要請も年々増加傾向にある。


被害生徒の数

 

グラフでは、SNSにより被害を受けた学生の数は増加していることがわかる(赤線)。一方で、出会い系サイトにより被害を受けた学生の数は減少している(青線)。右の棒グラフは学生のスマホ所有率を表している。

E. Outcomes and Impacts:

11.成果・影響/Outcomes&Impacts:

2005年度の取り組み開始以来、累計の開催回数は3.3万回、累計受講者数は611万人を超えた。講座内では、国内で実際に起きたトラブル事例をもとに製作した動画を使用し、子どもたちの人権を守りながら、安全に情報通信を利活用いただけるよう取り組んでいる。

 


開講数と受講者数

日本では、スマホ・ケータイの普及により、その利用者の低年齢化が加速している。同時に、子どもたちがトラブルに巻き込まれるケースも増え、またそのトラブルも多種多様化してきている。これに伴い、学校関係者や保護者からの講座開催要請も年々増加傾向にある。
そのような中、KDDIでは「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」などITリテラシーを高めるための啓発活動の必要性・重要性を十分に認識し、積極的に進めている。今後もこれら啓発活動を通じて、多くの方がスマホ・ケータイ、インターネット等情報通信サービスによるトラブルに巻き込まれることのない安心・安全な社会を目指す。

F. Budget:

12. 予算/Budget:

13. 財源/Source:
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